コリン性蕁麻疹が半年で完治した体験談【3つの対処法】

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みなさんは、コリン性蕁麻疹ってご存知でしょうか?

コリン性蕁麻疹とは、発汗をつかさどる「アセチルコリン」という神経伝達物質が関与して起こる蕁麻疹で、風呂上がりや運動後など、汗をかくと症状が現れます。

3~5mm大の小さな膨疹(ぼうしん:皮膚の盛り上がり)がたくさんできますが、通常、数分後~2時間以内に消えてしまいます。

かゆみの他に、ピリピリした痛みを伴うので、症状がひどい場合や、何度も繰り返す場合は日常生活に支障をきたすことがあります。

引用元:https://hc.mt-pharma.co.jp/hifunokoto/solution/1234

私がコリン性蕁麻疹になったのは、20代前半の実習中(薬学部5年生)、季節は初夏でした。

初めは運動をしたり汗をかくと、チクチクした痛みと、腕の内側や太ももなどの柔らかい部分にポツポツとした紅斑が出ました。

当時の写真を残しておけばよかった…すみません。

コリン性蕁麻疹は虫刺されのようなボコボコとした膨疹とは少し違うので、初めは蕁麻疹とは思いませんでした。

当時はコリン性蕁麻疹というものを知らなかったので、紅斑=アレルギー症状かと思い、皮膚科を受診しました。

そこでコリン性蕁麻疹と診断されました。

今は完治して症状が出ることはありませんが、自分に合う薬や対処法を見つけるまでに時間がかかったので、発症~完治まで約半年間かかりました。

症状が強い時は顔にも症状が出て、見た目にもわかりやすいので、「顔どうしたの⁉」と聞かれたりすることが辛かったです。

そこで今回は、コリン性蕁麻疹が半年で完治した体験談【3つの対処法】について書いていきたいと思います。

今、コリン性蕁麻疹で悩んでいる方の、お役に立てれば幸いです。

つらいコリン性蕁麻疹が完治した体験談【3つの対処法】

コリン性蕁麻疹を完治させるため、私が実際にやった対処法などの体験談をまとめました。

治療法としては抗アレルギー薬の内服が基本になりますが、蕁麻疹は自律神経の乱れも関係しているので、食生活や生活習慣の改善も必要でした。

抗アレルギー薬内服

薬
画像はイメージです

私の場合、最初はアレグラ(成分名:フェキソフェナジン)を1カ月間内服しましたが、症状は20%程度改善するのみでした。

あまり効果を感じなかったので医師に相談して薬を変更してもらい、ジルテック(成分名:セチリジン)を2週間内服しましたが、それでも症状は30%改善にとどまりました。

最終的にクラリチン(成分名:ロラタジン)内服に変更してもらい、症状は80%改善しました。

症状は気温やその日の体調、運動の強弱によりもう少し出ることもありましたが、徐々に改善し、クラリチン(成分名:ロラタジン)内服3カ月でほぼ症状は出なくなりました。

皮膚科の先生から、念のためしばらく内服は続けた方が良いと言われたので、約1カ月間指示通り内服しました。

その後内服を1日おきに減らしても症状が出なくなったので、一度止めてみましょうと言われ、そのまま内服終了、完治となりました。

自分の体験からも、抗アレルギー薬は人によって相性があるので、2週間程度内服してもあまり改善が見られない場合、医師と相談の上、抗アレルギー薬の種類を変えてみるといいと思います。

食生活の見直し

唐辛子

コリン性蕁麻疹が出るのは、唐辛子をたくさん使った辛い料理や香辛料を多く使った料理を食べた時、アルコールを摂取した時が多かったです。

香辛料やアルコールで発汗促進=症状が悪化したとも考えられますが、これらの食品は肌が荒れている時にも避けた方が良いと言われていますね。

そこでコリン性蕁麻疹の症状が改善するまでは、香辛料などの刺激物や、アルコールは極力摂取しないようにしました。

また、基本的なことですが、暴飲暴食やジャンクフードの食べ過ぎにも注意しました。

食生活を改善したことも、コリン性蕁麻疹完治のためには効果的だったのでは…と思います。

生活習慣の改善

睡眠

コリン性蕁麻疹の症状が出ていたのは、薬学部5年生の実習中でした。

慣れない環境での緊張やストレス+実習後もレポートをまとめたり、終わった後もダラダラとネットサーフィンをしてしまい、睡眠時間は深夜2時~朝6時の4時間だけ、なんていう日もざらにありました。

医師から、コリン性蕁麻疹は自律神経の乱れも原因の1つだと言われました。

ストレスや睡眠不足は自律神経の乱れの原因になりますね。

実習があったため、朝の6時には起きなければならなかったので、なるべく夜12時までにはベッドに入るようにしました。

またネットで、コリン性蕁麻疹は運動不足や入浴時に湯船につからないなど、汗をあまりかかない生活習慣をきっかけに発症することもあると知ったので、入浴はシャワーで済ませず、湯船につかるようにしました。

ただ、長時間湯船につかると、発汗のため紅斑がたくさん出てしまったので、過度に汗をかかないよう入浴は短時間にとどめました。

まとめ

成功

今回は、コリン性蕁麻疹が半年で完治した体験談【3つの対処法】についてまとめました。

通常の蕁麻疹は数時間~1日程度で改善するものが多いですが、私のコリン性蕁麻疹は発症~完治まで約半年間かかりました。

蕁麻疹って辛いですよね。

蕁麻疹は見た目にもわかりやすいので、症状が出ている時は人にも会いたくなくなってしまいました。

私の記事が、今蕁麻疹で悩んでいる方にとって何か参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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